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知らないことだらけの妊娠初期編

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先日無事出産を終えたので、妊娠中のことについていくつか記事を書きたいと思います!出産を終えたら公開しようと思って妊娠期間中に書き溜めていたのです。

妊娠期間中のことって、本当に知らないことが多くて。私自身、自分の身に起こってから必死にググったり病院で確認したりする日々。女性だけじゃなく、男性も絶対に知っておくべきなので、ぜひ読んでもらえると嬉しいです〜〜〜!

今回は妊娠初期についての記事になります。 

 

▼目次 

 

妊娠発覚

2019年4月、妊娠発覚。

わたしたちはもともと子どもが欲しかったので、入籍後すぐ夫とふたりでブライダルチェックを済ませ、新婚旅行が終わったら避妊をやめよう!それで1年妊娠しなかったら不妊治療も視野に入れよう!と夫婦で話してました。

そしたら、本当にありがたいことに避妊をやめてすぐに妊娠発覚。もちろんその可能性もなくはないとは思ってたのですが、予想外のはやさに発覚当初は正直ふたりとも喜びより動揺のほうが大きくてw 妊娠出産について右も左もわからない状態だったので、とにかく漠然とした不安がすごかったです。

 

悩める妊娠報告

後日、病院で妊娠確定。何を聞けばいいのかもわからず、病院からの簡単な注意事項を聞いて帰宅。なんかポカーンとしてた気がするw

そして妊娠確定すると、まず悩むのが周りへの報告。妊娠初期は流産のリスクが高いので、安定期まではまわりに言わないことが多いみたい。というか、この時に初めて知ったのだけど、流産ってめちゃくちゃ多いんだね。妊娠初期で5,6人に1人が流産になるそうで。実際、私は実母も義母も流産経験者。みんな言わないから知らないだけで、元気に生まれてくることって本当に奇跡なんだよね、、。

わたしはかなり心配性なので、出来る限り安定期に入ってから、なんなら出産を終えてから報告したかったので、このときは親と上司にだけ報告することにしました。当時わたしは新規事業の準備中だったので、上司にはなんとなく伝えづらかったのだけど、「会社にとってタイミングいい時なんてないんだから気にしなくていい!おめでとう!!」って即答してくださって感激。。

 

つわり到来。知られざる地獄の幕開け。

ひとまず上司への報告も済み、ほっと一安心していたのも束の間、発覚から約2週間後、突如つわりがスタート...!ここから約3ヶ月、地獄の日々が始まります。(ちなみにわたしつわりがこんなに初期のものかつ地獄だってこと知らなくて、心の準備できてなくてより一層ダメージ受けたw)

そもそもつわりって、症状もひとそれぞれだし、妊娠報告前の時期だからあんまり公になってなくて、身近でそのつらさを知る機会ってあまりないような気がする。わたしの実体験としては、つわりのつらさは以下の3つが主な要因でした。

  • 症状
  • 仕事との両立
  • いつ終わるかわからない恐怖

以下、それぞれについて書いていきます。

 

症状

まずはつわりが地獄である諸悪の根源はそのつらすぎる症状です。

とはいえ、つわりは軽い人も重い人もいるし、症状もひとそれぞれ。遺伝とか体質とかでもないらしく、もはや運ゲーだとおもうw

わたしはおそらく結構つらいほうだと思われる吐きづわりを引いてしまい、突然毎日吐くのが日課に。何も食べられないのでどんどん衰弱していき、スマホを持ち上げる体力もなく、動画を見ると酔ってしまい、アップテンポの音楽を聴くことすら気持ち悪くて、本気で死にそうでしたw イメージとしては、かなりひどい二日酔いが毎日続く感じ。おかげで吐くのがめちゃくちゃ上手になりましたw

あと、食べることが生きる幸せの大半を占めているわたしにとって、その幸せを奪われるというのも精神的つらさを助長してました。笑

 

仕事との両立

さて、これだけ体調不良であれば、普通なら会社は休むと思います。

ただ、つわりの場合は少なくとも1,2ヶ月、なんならいつ終わるという保証はないので、しんどいから休みますって言ってたら次いつ出社できるかわからない事態になってしまうため、仕事をどう続けていくかというのは深刻な問題。

結論からいうと、わたしは週1,2日だけ出社して、残りはリモートor有給というスタイルで乗り切りました。

ただ、わたしのチームはもともとリモートOKだったし、ミーティングもほとんど私が設定する立場なので同じ日に集中させることができて、しかもパパさん社員が多かったのでたぶんみんな察して優しくしてくれていたので、なんかギリギリ成立していた(成立していたのか?w)のですが、なかなかこういう働き方ができないチームもあると思います。その場合は、安定期まで報告しないというのは諦めて、はやめにチームに相談し、休職するなり有給使うなりして、なんとしてでも自分の身体を優先したほうが良いと思います。この時期に無理してしまって入院や自宅安静になることは全然珍しいことじゃないようです。 (休みにくければ、病院で診断書を書いてもらうこともできます!)

 

いつ終わるかわからない恐怖

わたしにとっては、これが精神を衰弱させる1番の要因でした。基本は安定期に入ると終わることが多いつわりですが、人によっては出産まで続くことも。もし自分が出産まで続くパターンだったらどうしよう、、、無理、、死んじゃう、、、みたいな恐怖がすごくて。

さらに安定期前になると、たまに症状がマシな日がきて、「え!もしかしてつわり終わった?!」と思ったら次の日には絶不調、みたいなことが何回も起こるので、この「期待させて突き落とされる」ことの繰り返しで精神がだいぶ疲弊しました。。このときは本当に精神的にきつくて、1度大号泣しながら旦那に当たり散らかしましたwww

 

パートナーのつわりとの付き合い方

ここまでつらいつらいと主張してきましたがw 突然のつわりに動揺するのは本人だけじゃなくて旦那さんも同じ。でも、つらすぎる時期だからこそ、旦那さんは頑張りどころです。

わたしの夫の場合、夫も勤怠の融通が利く会社なので、つわりの時期は毎日15時くらいに帰ってきてあれこれやってくれていました。

わたしの介護だけじゃなくて家のこと全部やってくれるのはもちろん、どんなに真夜中でも「りんご食べたい、、」って呟いたら買いに行って剥いてくれたし、わたしがあまりにもなにもできない状況に「今日も生産性ゼロだった、、」って落ち込んでると「理央はいま生命を生み出してるんやから、むしろすごい生産性やで」って励ましてくれたりして、すごい精神安定剤になってました。

振り返ると突然の介護業にあっさり順応して、めちゃくちゃ献身的にサポートしてくれて、ものすごく救われました。過去一で夫の株が爆上がりした気がするw

ちなみに妊娠中はホルモンバランスの影響で情緒不安定になりやすいのだけど、そもそも人生でこんだけ長期間嘔吐が続くような体調不良になったことないし、唐突に別の命の責任を負う緊張と不安に襲われるので、仮にホルモンバランスが正常でも精神的にダメージくるのが普通だとおもう。そういうとき、旦那さんの優しさはいつも以上に沁みるし、旦那さんの冷たさもいつも以上に傷付くからほんとこの時期の旦那さんまじで頑張った方がいいww

 

少子化どこいった!分娩予約の罠

あと、この時期に分娩予約もしました。

はやっ!って思うかもしれないですが、実は分娩って12週くらいまでに予約しないといけない病院がほとんどなんです。12週っていったら妊娠発覚してまだ1,2ヶ月程度、絶賛つわりピーク期です。しかも世の中はこんなに少子化なのに、人気の病院はすでに埋まっていることも。わたしは検診に行った病院で特に何も言われなかったので、のんびりつわりが落ち着いたら予約しよ〜とか思っていて、気付いたときめちゃくちゃ焦りましたw

分娩予約するために考えることは色々あります。

  • 里帰り出産かどうか
  • 個人病院か総合病院か
  • 自然分娩か無痛分娩か
  • 病院の方針や評判

それぞれのメリット・デメリットについて調べ、紹介状をもらい、初診を受けて分娩予約を完了させる、というのは想像以上に大変でした。特にわたしは里帰り出産で、予約したかったところが初診を受けないと分娩予約できない仕組みだったのでバタバタ。ボロボロの身体を引きずって地元に出向き、なんとか予約することができました。

 

出生前診断の心構え

また、15週ごろに出生前診断(クアトロ検査)を受けました。赤ちゃんに障害がある確率を算出する検査です。正直めちゃくちゃ受けるの怖かったし、確率が高いとわかったとき、自分がどうその事実を受け止めるのか想像することすらできなくて。

妊娠前からこの検査のことは知っていて、口に出したことはなかったけれど、本音を言うと、障害がある場合は産まないという選択肢もあるのかも、、と思っていました。ですが、いざ妊娠して検査するとなると、どんな結果であれ産むという選択しか想像できず。そうなるともはや受ける意味はあるのだろうか、、と悩んだり。

そしたら夫が「はやめに障害がわかったほうが自分たちも勉強したり準備したりできるから受けたほうがよくない?☻」と言ってくれて、「たしかにーーー!その通り過ぎるーーー!」となり、当日は超前向きに検査を受けることができました。笑

 

まとめ

妊娠初期編は以上!振り返るとほぼつわりと戦ってるだけでしたw 妊娠期間って正直初期が1番しんどくて、かつ周りに迷惑かけちゃうのに、できるだけ安定期になってから報告したいというお気持ちがあるので、めちゃくちゃジレンマでした><

ではでは妊娠中期編につづく!